義務教育(小・中学校)+高等学校
初等教育である義務教育は現在の『学力の育成』から、自由カリキュラム制に変え、『自己の確立』を基本とし、両性の平等をはじめとする個々の尊厳、社会的モラルとしての権利・義務・責任のバランスおよび共生社会のルール、心身の健康や他人への思いやりなどの理解と共に、個々の能力を伸ばし自立心を育成する。また、日本語及び外国語双方での表現能力、探究心と解明努力、地理や日本の風土・伝統、国際社会との関わり、地球環境などへの理解を深め、能力に応じた飛び級も可能にする。
大学改革により、高校過程の存在意義が大きく変わる。受験ストレスからの解放で、一般教養や人間性の充実を計り、学問ばかりでなく個性発掘のための教育へと転換し、スポーツや文化、社会、環境への関心を深め、個々の生徒が独自の目標を設定できるように補助育成する場とする。その意味では自己形成の仕上げとなる期間であり、義務教育に組み入れるべき課程である。
この場合の高校過程は今までに全くない課程であり、総合的な指導力が求められ、教師の育成や民間人の活用も必要となる。
また、小中学校の教員免許資格は、学級を担任するための要件として従来の資格に加え、哲学・倫理学・心理学や実習経験を積む総合教育課程の単位を要するものとする。その他に、武道や特殊技能などの熟練経験を持つ一般人の協力を得るものとする。
運営面ではNPO法人などの参入で、幼保・少学校の一体運営や全寮制の中高一貫校などの整備で子育て世代の支援と、子供の自立心や協調性を育み、少子化に歯止めをかけ、国際人として日本の伝統や価値観を世界に発信できる人材育成を計るものとする。自治体などは公立校をNPO法人へ売却するなどの方法で財務体質の改善を図ることも可能となる。
<自己の確立(自己管理、自己責任、自己評価)>
<日本および日本人のアイデンティティ>
<教育制度改革(自己・アイデンティティのを確立)>
<教育改革の手始めは大学改革>
<義務教育(小・中学校)+高等学校>
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